日常語り

日常のどうでもいいこと

二次元の甥

突然ですが、私甥がいるんですよ。

 

まだ会ったことがなく、嫁がアプリにアップしてくれる写真や動画でしか見たことがない2次元の甥。

血のつながりはあるのに次元の壁を越えられない・・・

 

今9か月。それはもう可愛いです。

辞書で【可愛い】を調べたら甥の名前が出てくるのではないでしょうか。

ぱっちり二重の大きな瞳、大体ご機嫌なのでキャッキャ笑う。髪の毛はただいま準備期間のため心もとない感じではあるけど、可愛い子って髪の毛とか関係ないよね☆と言わんばかりに顔面の可愛さですべてがカバーされている。

おいおい、天使の生まれ変わりかよ。

 

そんな甥の頭皮のためにリファのドライヤーをプレゼント。

諭吉三人課金。

二次元の推しに課金したと思えば安いもんです。

 

甥はいろんなものに興味津々丸で扉を見つけたら力づくでこじあけ中を荒らし

食べれそうなものを見つけたらたとえ人のものであっても押し倒しぶんどる「俺のものは俺のものお前のものも俺のもの」なジャイアニズムな生き方をしてらっしゃいます。

少し心配にはなりますが、劇場版では心強い味方なので、まぁ大丈夫でしょう。

特に興味をもって若干執着しているのがビールです。

もちろんまだ飲めませんが、ビールの缶にやたらと反応します。

ミルクとビールを床に置くとビールに向かって迷わず突進。

場所は配置を変えてもビールに向かっていくのです。

もしかしたらお腹の中でそういった特殊訓練を受けた麻薬探知犬ならぬビール探知乳児なのかもしれない。

別の日には弟(甥の父)が飲むビールの缶を狂ったように舐め、離すと激怒して泣き、また近づけるとビール缶を舐めるという奇行。

いったい何がしたいかわからないが、缶をなめるその顔は完全にキマっており

なにかそういった儀式なんだろうかとさえ思えてきます。

 

可愛いだけじゃなく、変わった子供の枠からさらにはみ出す変わり者っぷりが

私の心をつかんで離さない二次元の甥。

 

会いに行きたいがここまでくるとこのまま二次元の甥として見守るほうが面白いのではなかろうかとも思えてくるのです。